其の２１彫目「急激な円安による昨今のタトゥー業界」

其の２１彫目
「急激な円安による昨今のタトゥー業界」

さてさて久々のコラムになりますが、いつも通りあくまで個人的見解でございますのでその点はご了承くださいませ〜

今回は記録的円安による昨今のタトゥー業界の急激な変化で御座いますね。

現在のタトゥーマシンやインク、ニードルなどはほとんど海外製でございます。
なのでここ最近の急激な円安で材料費が高騰しています。

10年くらい前に約5万円で購入できた某メーカーのマシンが今では約10万円致します。

国内生産のマシンに関してはそこまでの価格高騰はございませんが内部のモーターなどのパーツは外国製なので多少は高くなってはおります。

現在多数のベテラン彫り師さんたちが価格設定を見直しております。

頑張って価格を維持をしているスタジオさんもございますが内心苦しいでしょう、、、

そして他店続きの作品に関しては殆どのところで時間プラスαの料金が発生致しておりますね。

特に年齢を重ねた彫師さんは限られた人生の残り時間を自分の作品に注力したいのが本望なハズです。

まだ若い彫師さんはそこまで考えないかもですが自分もパフォーマンスの維持を考えた時にどうしても人生の残り時間を考えてしまいます。

もちろんカバーアップやタッチアップなどの修正は問題ないと思いますが、全くの他店の続きを彫るとなると違ってきます。

とまあこのまま円安が続けばタトゥー業界の施術料金は必然的に底上げせざる得ない現状を訴えてみました～泣

DMS TATTOO